トプカプ駅

トプカプ宮殿とトプカプ門

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あまりトルコに詳しくない方が初めて観光ガイドを手にしてイスタンブールを調べると「トプカプ宮殿」と「トプカプ門」という言葉が出て来るため混同するかと思うのでここで注意書きをしておく。

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「ガイドブックでトプカプ宮殿を調べた観光客がトプカプ宮殿を目指してトラムT1でトプカプ駅にて下車してしまった。」なんて話はシャレにもならない。下車した観光客はもちろんそこでトプカプ宮殿にたどり着く事はできない。「あー、ややこしい名前つけな!」などと怒る事なかれ。以下説明しておこう。

トプカプ

まず、トプカプ(Topkapı)という言葉を理解しておきたい。「トプカプ」とはトルコ語で「大砲の門」という意味になる。トプが大砲でカプが門だ。意味を知ってしまえば決して特別な事はなく、ありふれた言葉だという事がわかる。「大砲の門」という事であれば色んな場所にあっても良いわけだ。

トプカプと名のつく物

トプカプ宮殿とトプカプ門
トプカプ宮殿とトプカプ門
  • トプカプ宮殿
  • トプカプ門
  • トプカプ駅

などトプカプと名のつく物がいろいろある。既に述べたがトプカプ駅で下車してもトプカプ宮殿の付近にはたどり着けない。トプカプ駅はトプカプ宮殿ではなく、「トプカプ門」前の駅なのだ。トプカプ門とは決してトプカプ宮殿の門ではなく、イスタンブール旧市街からはるか西にローマ帝国時代から残るテオドシウス城壁の門の一つなのだ。

トプカプ宮殿

ガラタ塔からみたトプカプ宮殿
ガラタ塔からみたトプカプ宮殿

トプカプ宮殿はオスマン帝国時代に建てられたスルタンの宮殿で年代的には15世紀の物。トルコ語ではTopkapı Sarayı(トプカプ・サライ)と呼ばれ「大砲の門を持つ宮殿」という事になる。ボスフォラス海峡に臨む場所にトプカプと呼ばれる大砲の門があったためだ。

トプカプ門

テオドシウス城壁
テオドシウス城壁

既に述べた様にトプカプ門は古代ローマ帝国時代に築かれた。コンスタンティノープル難攻不落の城壁と言われたテオドシウス城壁城門の一つ。トルコ語ではTopkapı(トプカプ)つまり「大砲の門」という意味だ。日本語にした時には本来トプ門とすべきだったかもしれないが、「トプカプ」という言葉自体がガイドブックでも馴染んでいる事からトプカプ門となっている。

トプカプという言葉は実はオスマン帝国がコンスタンティノープルを侵略してからの物だ。元々はロマヌス門(ローマ人の門)と呼ばれていた。

これでトプカプ宮殿を目指してトプカプ駅で下車してしまう事もなくなるだろう。

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