主要モスク

主要なモスクを知っておこう

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トルコはイスラム教国家であり多数のモスクが立ち並んでいる。イスラム教に馴染みの無い人から見ればどれもドームがあって似た様な作りに見える事だろう。ここでは中でも歴史的に重要だったり文化的に重要なモスクを比較しながら解説しよう。

モスクはトルコ語でジャーミィ(camii) と言われ、それぞれに歴史的重要な文化遺産となっている。多くはオスマン帝国の豪族により建てられ、歴代スルタン(王)たちにより建てられたモスクは中でも主要な物として今でも観光名所になっている。それぞれにスルタンの名前が付けられている事が多い。特に有名なモスクを以下に示す。

  • アヤソフィア
  • ブルーモスク
  • スレイマニエ・ジャーミィ
  • セリミエ・ジャーミィ

アヤソフィア

アヤソフィア正面
アヤソフィア正面

■ 早わかり!アヤソフィア

最も重要なモスク、アヤソフィアはイスタンブール旧市街にある。他の全てのドーム型モスクのお手本となった建造物で、歴史的にも面白い。

特徴は赤みがかったオレンジの壁と全てデザインの異なる4本のミナレット。前庭がなく、内装は石畳で他のモスクとは全く異なる。最大の特徴は巨大なドームで、アヤソフィアを越える大きさのドームはセリミエ・ジャーミィのみ。1000年以上誰もこれを越えるドームを建築する事ができなかったほど建築的にも非常にすぐれた建物。

アヤソフィアの背景は複雑で、建造はなんと537年。元々はキリスト教の教会として建てられ、ミナレットも存在しなかった。ローマ帝国時代の建築であり、建築方法も全く異なる。

ブルーモスク

スルタンアフメット・ジャーミー全貌
スルタンアフメット・ジャーミー全貌

■ 早わかり!ブルーモスク

イスタンブールで最も有名なブルーモスク。正式名称をスルタンアフメット・ジャーミィという。その名の通りスルタン・アフメト1世の命令で建てられた。アフメト1世自身は大きな功績のあるスルタンではないが、妻のキョセムはハレム政治で巨大な権力を握った事で有名。

特徴はブルーモスクの名の由来となる内装の青いタイル。光が差し込んで本当に青が美しい。そして外観の美しさでも他を寄せ付けない。6本のミナレットが目印。他に6本のミナレットを持つモスクはトルコには存在しない。イスラム教において最大の尊敬を集めるメッカのモスクが7本のミナレットを持つ。

スレイマニエ・ジャーミィ

スレイマニエ・ジャーミー
スレイマニエ・ジャーミー

■ 早わかり!スレイマニエ・ジャーミィ

オスマン帝国で最大の領土を誇った時代の王スレイマン1世の命令で建てられたのがスレイマニエ・ジャーミィ。オスマン帝国の中でも最も重要なスルタンに因んだモスク。正面から見るとブルーモスクと良く似ているが、ミナレットの数が4本。大きなドームが特徴だがアヤソフィアのドームには及ばない。

イスタンブールにあるモスクの中では建築的に最高傑作といわれる。設計者はミマール・シナンというオスマン帝国の歴史上最大の巨人。

スレイマン大帝の時代を生きたオスマン建築最大の巨匠ミマール・シナンを描いた必読書!トルコ巨大建築の父



シナン〈上〉 (中公文庫)


シナン 下 (2) (中公文庫 ゆ 4-6)

セリミエ・ジャーミィ

セリミエ・ジャーミー
セリミエ・ジャーミー

■ 早わかり!セリミエ・ジャーミィ

セリミエ・ジャーミィは建築家ミマール・シナンの最高傑作となるモスクである。スレイマン大帝の息子セリム2世の為に建てられた。セリム2世は酒飲みで有名。

セリミエ・ジャーミィは世界遺産にも登録されている。特徴は中央によった4本のミナレットと黒が特徴的な巨大なドーム。アヤソフィアを越える最大のドームを持つ。

残念ながらイスタンブールではなくエディルネという町にあるがイスタンブールから日帰りで行く事もできる。

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